クラウドファンディングの教科書 Ver.1.1.1 #マッハ新書
クラウドファンディングの教科書 Ver.1.1.1 #マッハ新書
Version1.1.1 15,600文字 59ページ 2018/8/17 アップデート ・「はじめに」を公開しました。 ガチ校正による全体的な品質の向上。 ---- クラウドファンディングは、ほとんどの人が初挑戦です。そこで、成功しツールとしてこれからも活用できるのか、無風で終わりフェードアウトしていくのかは自分次第です。 そこで、初挑戦の前に知っておきたい内容を実際のプロジェクト成功と失敗経験に基づき出せるだけのノウハウを出しました。 クラウドファンディングに挑戦しようかな?と思っている人は、“プロジェクト公開前”に読んで、ぜひクラファンを武器のひとつにしてくれると嬉しいです。 また、クラウドファンディングはまだまだ発展途上です。ルールが変わったり、成功法も変わっていきます。この本は変化に合わせてどんどんアップデートしていきます。
はじめに(全公開)
はじめに □プロジェクトを公開する前に読んでマジで この本を取っている人は、少なくとも「クラウドファンディング」という言葉を聞いたことがあり、そして「自分でもなんかやってみたい!」と考えた人、もしくは行政や企業で「わが社でもクラウドファンディングをやってみよう。君、できるかね?」と担当者に抜擢された人だと思います。知らんけど。 この本(#マッハ新書)は、クラウドファンディングのプロジェクトを“初めてする人”に向けて「知っておいて欲しいこと」「成功する為のマインド」「失敗例」を僕の実体験からまとめたものです。 クラウドファンディングの意味や仕組み、歴史、プラットフォームの紹介などはググればすぐ出てくるので、この本では割愛します。 ほら、#マッハ新書だし、あと9時間しかないし。 クラウドファンディングはまだまだ発展途上である あまり実感がないかもしれないですが、クラウドファンディングはまだまだ発展途上で、インターネッツから離れている人にはまったく意味が通じないことも往々にしてあります。 なので、いざクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げてみても、全然反応がない、クラウドファンディングの説明をしてもうまくわかってもらえない。なんてことが実際に起こっています。 「あれ?お金が集まる魔法のツールのはずなのに、クラファンがあれば夢を叶えられるのに……」と、クラウドファンディングのポテンシャルや役割、得意なことを理解できないまま諦めてしまう人をたくさん見てきました。(プラットフォームの支援が集まっていないプロジェクトをみればなんとなくわかります) SNS時代、繋がり時代、信用経済などの言葉を日常的に耳にしていると気がつかないものだけど、まだまだ知られていないツールなのです。 そんな人を一人でも減らすために、クラウドファンディングのコンサルをしたり、勉強会を開いたりしているのですが、もっとたくさんの人にクラウドファンディングの素晴らしさを知って欲しい、もっとこのツールを有効に使って欲しい。そう考え、マッハで新書を書いてみました。 先ほども言った通り、まだまだクラウドファンディングは発展途上なので、ルールが変われば正攻法も日々変わっていきます。なので、この本も時代に合わせてアップデートする前提で書いています。 しかしながら、テクニックだけではなく考え方や取り組む姿勢などに重点を置いて書いたつもりなので(今から書くんだけど)しばらくは使えるかなと。 しかも、これはマッハ新書。アップデートで最新情報に書き換えられる、まさに進化する書籍。 この書籍を進化させるためにも、僕も進化し続けなければいけないですね。面白いね。 □ランボー橋本って誰? そうそう、クラウドファンディングの話をする前に、僕の自己紹介を。「ランボー橋本って誰やねん」だよね。ごめんね。ってか知らない人、買ってくれてありがとうね。 僕は、橋本憲太郎(はしもとけんたろう)と申します。 フリーランスと言う名の絶賛無職で、 クラウドファンディングコンサル、 ライター、 ブロガー、 カメラマンなど、 自分のリソースやスキルを切り売りしながら、ひとりの奥さんと3人の可愛い子供(中1、小6、小4)と猫2匹で楽しく暮らしている35歳の成人男性です。 出身は北海道の札幌市清田区、実家は沖縄県の島尻郡与那原、現在は埼玉県の鴻巣市に在住で、フィリピン人のクォーターです。自分でも何言っているかわからない。 11年間務めたペットボトル工場を辞め、某AppBank株式会社にライターとして転職。3年ほど務め、フリーランスと言う名の(略)となったわけです。 フリーになってから、ポツポツとクラウドファンディングのコンサルを受け始め、これまで関わった案件の総支援金額は750万ほど。企業1、個人複数。 クラウドファンディングで一番わかりやすい「商品の予約販売形式」は企業のひとつだけで、他は全部「フワッと」した案件。テンプレが使えずイチから組み立てが必要なものばかりでした。 そんな苦労話も交えながら、初挑戦の皆さんの役に立てる話をしていければと思います。 平成最後の夏、酷暑、関東平野のど真ん中にて。